2014年01月16日

安慶名城(沖縄県うるま市)

DSC05776.JPG←主郭の高石垣
 安慶名城は、14世紀頃に安慶名大川按司が築いたとされるグスクである。安慶名按司は伊波城主伊波按司の子で、初めは兼箇段城を築こうとしたが、より築城に適したこの地にグスクを築いたと言われている。安慶名按司は、更に次男を屋良城に、3男を喜屋武城に封じたと言われ、大きな勢力を有していたらしい。
 安慶名城は、天願川河畔にそびえる比高30m程の断崖に囲まれた小丘上に築かれたグスクである。グスクの北東側に円形の闘牛場があるが、その背後に豪壮な高石垣の壁がそびえ立っている。主郭と周囲を取り巻く腰曲輪から成る環郭式のグスクで、琉球のグスクでは珍しい縄張りとされる。主郭周囲は全周石垣で囲まれ、岩盤の裂け目を利用したトンネル状の城門が築かれている。主郭は巨大な岩塊によって大きく2つの区画に分かれ、その間は切通し状の木戸口となっている。石垣は、復元されたものもかなり混じっているようだが、糸数城と似た屈曲した外周の城壁と主郭の高石垣は、荒々しく見応えがある。
腰曲輪の石垣→DSC05775.JPG

 お城評価(満点=五つ星):☆☆☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/26.380932/127.850357/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
posted by アテンザ23Z at 02:00| Comment(2) | 古城めぐり(沖縄) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>イラブさん
グスクにアミューズメントパークですか。それは計画コケて大正解ですね。早い時期の復元だと、あまり発掘調査もせずに復元(というか想像復元?)されたのでしょうか?でもあの石垣は素晴らしいですね。
Posted by アテンザ23Z at 2014年01月16日 21:00
ここは早い時期(60年代?)に復元の手が入ったようです。
琉球政府時代の仕事なので、もう誰もどこをさわったか判らなくなっているでしょうね。
周辺を返還した際に確か城跡にアミューズメント パークを造る計画があったと思いますがコケて良かったです。
Posted by イラブ at 2014年01月16日 17:43
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